オリンピックのデザイン
今年の夏はオリンピックがあって、いつもより盛り上がりそうな気がします。
今まで日本のデザイナーやデザインにしか目を向けていなかったので、パリのデザインにも触れるいい機会になりました。
1つ目
パリオリンピックのメダル
パリのオリンピックとパラリンピックの全てのメダルは、かつてエッフェル塔の一部だった鉄片を用いてデザインされています。
パリとフランスの象徴であり歴史の一部であるエッフェル塔をもとに、メダルデザインのプロジェクトが始まったそうです。
(表)
(引用元:https://www.instagram.com/p/C3GAyjnMRRe/?igsh=M3J5aTBqbmp6bXM1&img_index=2 )
オリンピックのメダルの表面は、フランスの国(本土)の形を表した大きな六角形を中心に、それを囲むように不規則な感覚で放射状にデザインされています。
六角形の中には、パリ2024競技大会のエンブレムが刻印されています。
フランスの世界における輝きと競技大会での選手の輝かしいパフォーマンスの両方を象徴しているそうです。
(裏)
(引用元:https://www.instagram.com/p/C3GAyjnMRRe/?igsh=M3J5aTBqbmp6bXM1&img_index=2 )
裏面のデザインにはギリシャ神話の勝利の女神アテナ・ニケ、アテネ2004オリンピックの競技場のパナシナイコスタジアム、パルテノン神殿、エッフェル塔がデザインされています。
デザインはフランスのジュエリーブランド「ショーメ(Chaumet)」が担当しました。
2つ目
ピクトグラム
2020東京オリンピックのピクトグラムは競技ごとに選手のデザインになっていたけれど、今回は競技そのものをデザインしています。
(引用元:https://olympics.com/ja/paris-2024/the-games/the-brand/pictograms )
卓球
個人的に卓球のピクトグラムは他のピクトグラムの中で一番やわかりやすいと思いました。
上から見た卓球台に、ラケットとボールがデザインされています。
1対1の競技なので線対称になっていて、比較的シンプルなデザインになっています。
3×3バスケットボール
このピクトグラムが一番 凝っていると感じました。
真ん中に3×3の大きな文字、バスケットボール、コートがデザインされたピクトグラムです。
線対称と点対称を掛け合わせたデザインになっています。
ボート
オール付きのボートがシンプルなデザインのピクトグラムです。
ボートの下に線を入れることによって、川の流れやスピード感が出る効果があっていいと思いました。
3つ目
マスコット
スポーツ以外にも注目されるのはマスコットキャラクターです。
(引用元:https://olympics.com/ja/olympic-games/paris-2024/mascot )
左が オリンピック・フリージュ 、右が パラリンピック・フリージュ です。
自由の象徴として知られ、約3000年の歴史があるフリジア帽がモチーフになっています。
(引用元:https://olympics.com/ja/olympic-games/paris-2024/mascot )
”民衆を導く自由の女神”でも描かれている帽子で、マスコットを紹介する動画は面白かったです。
フランスの各機関では共和制のシンボルとして、フランスの市民に親しまれているそうです。
また、パラリンピック・フリージュには義足が使われています。
夏休み中はバイトや出かける予定があるのでオリンピックを見れる暇があるかはわからないけれど、時間があったら見てみたいと思いました。
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