家族の大切さを描いた映画
私の好きな映画は「リメンバー・ミー」という、陽気でカラフルな「死者たちの世界」を描いたピクサー・アニメーションの長編作品です。
リメンバー・ミーの舞台は「死者の日のメキシコ」です。
死者の日とは日本におけるお盆の風習のようなもので、多くの家にマリーゴールドの花束が置かれます。
マリーゴールドの花は死者の日を象徴していて、強い香りと色を持ち、祭壇とお墓に並べたら故人の魂が迷うことなく戻ってくるとされています。
作中でもマリーゴールドは”死者の国と生者の国をつなぐ橋”といった役割を持っていて、映画のポスターやパッケージ、グッズなどでもたくさんのマリーゴールドが煌びやかに描かれています。
死者の日のメキシコの人々は骸骨の仮装をしたり、パーティーを開いたりします。
陽気で楽観的なメキシコの人々にとって死者の日は 悲しいものなどではなく、亡くなった家族への愛と敬意を示すお祭りなのです。
この映画も、お祭りのような陽気で楽しい音楽や 派手な色をした生き物がたくさん出てきたり、家族の大切さが描かれています。
冒険、愛、感動に包まれた映画です。ぜひ観てみてください。
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